薪窯通信2026年1月号 | むらのパン もりたに

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通販のお客様にお届けしている「薪窯通信」。
パンのこと、薪窯のこと、曽爾村での日々のことなどを綴っています。

2026年も、どうぞよろしくお願いいたします。

さて、今年の私の個人的な目標は「お米をしっかり食べること」です。

そして、お米を食べることの大切さを、お客様をはじめ、周りの方々にも少しずつ伝えていきたいと思っています。

「パン屋が何を言っているの?」そう思われた方もいらっしゃるかもしれませんね。

私が改めてお米の大切さを実感したのは、昨年末に受講した講座がきっかけでした。

私の師匠である「ブーランジェリー・ドリアン」の田村さんが主催された「東洋医学からのお米のススメ。時々パン達」というリアル&オンライン講演です。

講師は、広島で鍼灸治療院をされている山口先生。

私はドリアンパン学校の卒業生なのですが、在学中にも外部講師として来られた山口先生の特別講義を受けたことがあり、そのとき 「日本人の食養生の基本はお米である」

と学びました。当時は実践しようとしていたものの、いつの間にかその意識は薄れてしまっていました。

今回の講座で冒頭に先生がお話されたのは、「現代の食養生は、基礎が抜けている」ということ。巷にあふれている食養生は“応用編”。本当の基礎は、お米を食べること。

食養生とは「食事で生命力をつくること」であり、その生命力を養うのはおかずではなく、お米なのだそうです。

そして、心身の緊張を緩める効果のある小麦も、時々取ったほうがいいというお話でした。

実は昨年、私はこれまで以上にパンを食べていた一年でした。試作したパン、残ったパン、他店のパン…。気づけばパンが多く、お米はかなり少なめの食生活でした。

大きな体調不良はなかったものの、振り返ると、気持ちの浮き沈みが以前より多かったように思います。

お米を食べないと、物事に敏感になりすぎてイライラしやすくなるそうです。そして何か嫌なことがあって落ち込んだ後に、なかなか復活できない。

(理由はここでは省きますね)。

現代の女性にイライラしている人が多いのも、お米を食べる量が減ったことが一因ですと山口先生は仰っていました。(戦後お米を食べる量は3分の1になったそうです。)

とにかく学びの多い講座で、「これはぜひどこかでお客様にもシェアしたい」と思っています。田村さんも「どんどん広げてください」と言ってくださいました。

ちなみに、我が家は夫と二人暮らし。昨年までは一日3合炊いても余ることが多かったのですが、今では4合をしっかり食べています。なんだか調子がいい気がしています。

パン屋としてパンを焼きながら、お米の話もときどきお届けするかもしれません。

そんな一年になると思いますが、どうぞあたたかくお付き合いいただけたらうれしいです。

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