にこにこぷんのソーセージ

パン工房DIYのこと

パン屋開業のために必要な冷蔵庫、シンク、作業台は
家の近くのリサイクル屋さんで購入しました。

70代の女性が一人で経営されているお店です。
(数年前にご主人がお亡くなりになったそうです。)

購入を決めるまで
中古厨房機器屋さんをいくつか回ったのですが、
一番希望のものが、たまたま近所のお店にあったのでした。

最初に冷蔵庫とシンクを購入したとき、
お店の方は「準備がんばってね!これ、何かと使えるから」と
ステンレスのバットを付けてくれました。

うれしかったのと、
こういうおまけ的なことってしばらくなかったなと
新鮮な気持ちになりました。

そして今日、今度は作業台を購入に行ったのですが
帰り際に「小さいけど、卵まぜたりするのに使えるから」と
ボウルをプレゼントしてくれました。

うれしかったです。

最近は、スーパー、コンビニ、アパレルなど大きなお店での買い物が多かったので
「おまけ」が本当に久しぶり。

小さな頃は、魚屋さんも八百屋さんもお肉屋さんも
個人のお店で親が買っていたので、おまけしてもらうこともよくあったような気がします。

多分3歳か4歳くらいのとき
兄と二人で近所のお肉屋さんにお使いにいったら
「えらいね」と、にこにこぷんのソーセージをもらってすごくうれしかった記憶があります。
これも、おまけですよね。

スーパー、コンビニ、アパレルでもおまけしてほしい!
ということではなく、
「個人経営のお店で買い物→おまけしてもらう」には
お店とお客さんのよい関係があって。

お店の「うちで買ってくれてありがとう!おまけするよ」と
お客さんの「おまけしてくれてありがとう!また買いにくるよ」の好循環。

モノと金額がきっちり決まった買い物にはない
人間味というかあたたかい感じ。

今はなかなか難しくはなってきたけど、
そんな買い物をしたいし、
そんな買い物をしてもらえるお店になりたいと思います。

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