通販のお客様にお届けしている「薪窯通信」。
パンのこと、薪窯のこと、曽爾村での日々のことなどを綴っています。

2月になりました。
2月3日は節分、そして4日は「立春」。
「春」という言葉を、今年はいつも以上に待ちわびていました。
現在、住居兼パン工房にしているこの家は、2019年に購入し、隣の宇陀市から通いながら少しずつリノベーションをしてきました。
実際に引っ越してきたのは昨年の4月。ですので、曽爾村で冬を越すのは、今年が初めてです。
通っていた頃から、曽爾の冬が寒いことは分かっていました。
それなりに覚悟をして迎えたつもりでしたが、「着る毛布」「あずきの力」「まるでこたつソックス」など、ありとあらゆる防寒グッズを総動員して、なんとかここまでたどり着いた、というのが正直なところです。
私は岐阜県高山市の出身なので、「寒さに強いんでしょ?」と言われることもあります。確かに高山は寒いですが、雪国の家は気密性が高く、家に入って暖房をつければ、寒さを感じることはあまりありません。
一方、曽爾の家は築ウン十年の古民家。かまどと五右衛門風呂があるくらいで、すきま風は当たり前。寒さの質がまるで違います(涙)
この冬の寒さは、パン作りにも影響しました。
パン作りの適温は24〜25℃。
底冷えするパン工房では、エアコンだけではとてもその温度にはなりません。
エアコンに石油ファンヒーターを足してなんとか。(それでも24〜25℃に届かないことも多々あります。)
結論。
曽爾の冬は、寒い。
でも、なんとかなる(笑)。
そんな冬を越え(いやまだ越えていないかもしれませんが)焼いたパンを、こうしてお届けできることを嬉しく思います。
少しずつ近づく春を感じながら、どうぞ召し上がってくださいませ。
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