通販のお客様にお届けしている「薪窯通信」。
パンのこと、薪窯のこと、曽爾村での日々のことなどを綴っています。

8月はほぼ一ヶ月、夏休みをいただいておりました。
週末に友人が遊びに来てくれたり、夫や私の実家に帰省したり。
おかげさまで、ゆっくり過ごすことができました。
そんな8月中旬、広島の「ブーランジェリー・ドリアン」を見学させてもらいました。
ドリアンは、私の師匠・田村さんが営む薪窯パン屋です。
インスタやブログで何度か書いているので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、私は田村さんの著書『捨てないパン屋』を近所の図書館で手に取ったことがきっかけで、薪窯パン屋を目指すようになりました。
ドリアンに行くのは、2025年1月以来。一年半ぶりです。
今回の見学の目的は、普段パンを焼いている中で、「ここ、どうだったっけ?」と、確認したいことが日々出てきたから。それを実際の現場で確認するためでした。
見学は朝5時から。
(ドリアンの始業は4時です。今回は5時から見学させてもらいました。)
久しぶりの訪問だったのでちょっと緊張していたのですが、いつものように、スタッフの皆さんがあたたかく迎えてくださいました。
そこから仕込みなどを見学させてもらい、成型も一緒にさせてもらいました。
今回、私が特に確認したかったのがこの成型。改めてドリアンの成型を実際に見たかったのです。
カンパーニュ、ブリオッシュ、くるみ&カレンツをスタッフの一緒に成型させてもらい、「ああ、そうだった」と思うことや、「ここ、大事だったんだ」と改めて気づくことがありました。
やっぱり、実際に見て、一緒にやってみるというのは大事ですね。
その後は、パンを窯に入れる「窯入れ」も少しだけやらせてもらいました。
パンを窯に入れる前に、生地にナイフで切れ目を入れますが(「クープ」と呼ばれるものです)、このクープの入れ方も、私と少し違っていました。
普段の私はクープの位置が生地の中央に寄りすぎていました!
今回は数日前に焼いたパンを持参したのですが、「もう少しクープの位置を生地の端の方にした方がいいのでは?」とアドバイスをいただきました。
その他、窯の掃除でも気付きがありました。
パンを焼く前には先に布が付いた長い棒で窯の中を掃除するのですが、その際の立ち位置は窯にかなり近い場所でした。私は窯が熱いこともあり、いつの間にか少しずつ窯から離れて掃除するようになっていました。
短い時間でしたが、これからのパン焼きに活かしたいことを、たくさん学ばせてもらった見学でした。
ドリアンへ行くと、本来あるべきやり方からいつの間にか離れてしまっていることを、すうっと元に戻してもらえうような感覚があります。
私がドリアンパン学校を卒業したのは、2023年4月。
もう3年以上経ちます。
それでも、こうしてあたたかく迎えてくださること、そして、卒業して3年以上経った今でも、また新しく学ばせてもらえること、ありがたいなぁと思います。
今回教えていただいたことを、これからのパン焼きに活かしていきたいと思います。
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