通販のお客様にお届けしている「薪窯通信」。
パンのこと、薪窯のこと、曽爾村での日々のことなどを綴っています。

たわいもないこの冬の出来事を書いてみようと思います。
2月8日。
曽爾村に、20年ぶりと言われるほどの大雪が降った、その翌日の朝のことでした。
私はいつも通り、台所で夫のお弁当を作っていました。
すると、雪の中から出勤用の軽トラを出しに行ったはずの夫が、いきなり家に戻ってきて、「緊急事態!」と一言。
何事かと思ったら、雪の中に軽トラの鍵を落としてしまった、とのことでした。
慌てて私も外に飛び出し、二人で鍵探し。その時点で、夫の出勤時間まであと10分。
10分間、必死に探しましたが、鍵は見つかりませんでした。
夫は私の車で職場へ向かうことに。(その日がたまたま、私の車を使う予定のない日で、本当によかったです。)
問題は、そのあとでした。どうしても軽トラの鍵を見つけなければならない状況で、私は、一人で探し続けることにしました。
しかし、30センチほど積もった雪の中から、小さな鍵を探すのは、想像以上に大変。(キーホルダーも透明で小さいものでした(T_T))
途方に暮れた私は、誰かの力を借りようと、インスタのストーリーにこう書きました。
「雪の中から軽トラの鍵を探す方法を、誰か教えてください」
すると、心優しい何人かの方が、すぐにアイデアを送ってくれました。
「お湯をかけて雪を溶かしましょう」
「棒の先に強力な磁石をくっつけて探してみては?」
私はヤカン二つを駆使し、お湯を沸かしては雪にかける、沸かしては雪にかけるを何度も繰り返しました。
それでも、溶かしても溶かしても、鍵は出てきません(T_T)
次に、木の先に磁石をつけて、探知機のようなものを
作って探してみました。
それでも、見つかりません。
もう諦めかけた、その時!
探し始めてから2時間ほど経った頃!
ようやく、雪の中から鍵が出てきたのです(T_T)
本当に、本当に嬉しかった。
探し物が見つかるって、こんなにも嬉しいことなんだな、と心から思いました。
すぐに夫にも連絡すると、夫もとても喜んでくれました。
ちなみに、なぜ鍵を落としたのかというと、夫は、鍵を口にくわえていたそうです。
鍵を口にくわえた状態で軽トラの窓についた雪を落としている時に、ポロッと落ちたのだとか。
「なんで鍵を口にくわえるの?」と聞くと「ポケットより、口の方が信頼できるから」とのこと。
私にはよくわかりませんが、本人はそういう感覚らしいです。
そんな冬の一日のお話でした。(愚痴りたいわけではありません笑!)
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
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