薪窯通信2025年7月号 | むらのパン もりたに

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通販のお客様にお届けしている「薪窯通信」。
パンのこと、薪窯のこと、曽爾村での日々のことなどを綴っています。

毎日、本当に暑いですね。

パン屋を始めて初めての夏を迎え、今までの春や秋とは違った緊張感の中で、日々

パンを焼いています。

この季節、一番気をつけているのはパン生地の発酵具合です。気温が高いと発酵が

進みすぎてしまうため、「生地のこね上げ温度」や室温の管理に、いつも以上に神経

を使っています。

「こね上げ温度」とは、文字通り生地をこね終わったときの温度のこと。粉や室温

の状態を見て、水の温度を微調整しながら整えています。

そして、もうひとつ大事なのが、自分の体調管理。

「薪窯って、夏は暑くないんですか?」とよく聞かれますが、実は、炎そのものの

熱さはそこまでつらくはありません。窯に火を入れる時間は限られているからかも

しれません。

むしろ大変なのは、パンを焼き終えた後。

窯の熱で部屋全体がじわじわと温まり、そこで一気に体力が奪われるような感覚に

なります。窯はしっかり断熱しているのですが、どうしても前面からの熱は避けら

れません。

なるべくエアコンには頼らずにいたいのですが、室温が30℃を超えるとさすがに体

が持たず…今は無理せず使うようにしています。

薪窯で焼きながらエアコンに頼るのは、なんとなく矛盾を感じるところもあります

が、まずは続けること、元気でいることが大事だなと感じています。

これからさらに暑い日が続くかと思いますが、体調に気をつけながら、変わらず丁

寧にパンを焼いていきたいと思います。

どうぞ美味しく召し上がっていただけますように。

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