先週、天理の「木谷ワイン」さんのぶどう畑で
傘かけのお手伝いをさせてもらいました。
木谷ワインさんのことを知ったのは昨年。
わたくし、ワインが好きで、
「いつか自分のパン屋でワインとチーズのイベントとかできたらなあ」
という思いを持っておりまして。
で、「国産ワイン」について調べているときに
たまたま木谷ワインさんに辿り着いたのでした。
「奈良に畑を持っていてワイナリーまで?!」
「そもそも奈良でぶどうって育つの?!」
驚きしかありませんでした。
その後は、木谷さんのインスタをチェックしつつ、
たまに募集されているお手伝いに
「いつか行きたい!」と思いを馳せていたのです。
そして先日、念願叶って木谷さんの畑へ。
木谷さんは、とても爽やかな方で
初対面という緊張も一瞬で解けていきました。
今回のお手伝いは、
ぶどうの房に傘をかけるという作業。
雨避けです。
簡単な作業ではありますが、畑が広いので時間のかかる作業。
「ワインができるまでにこんな手間がかかってるんやなあ。」
畑に来なければ感じられませんでした。
木谷さんは、大学卒業後、銀行勤務を経てワインの世界へ入ったと
何かの記事で読んでいたので
「なぜ銀行からワインの世界へ入ったのですか?」と聞いてみました。
木谷さんは
「こっちのほうが豊かだな〜、と思って。
ぶどうも毎年病気とかあって大変なんですが、
一年単位で試行錯誤していく感じが豊かだな〜と」
と仰っていました。
「その言葉を発する木谷さんが豊かだな〜」
と、私は思いました。
そして、「生き方がかっこいいなあ」とも。
もう、ファンです。
私もパン屋という未経験のことにチャレンジしている訳ですが、
未経験のワインをすでに形にしている木谷さんに
勇気をもらった気がします。
これからも
タイミングが合えばお手伝いしながら
ワインのことを学ばせてもらいたいなと思いました。
奈良でこんな経験ができるなんて思っていなかったので
本当にありがたいです。
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