立秋を過ぎて、トンボが飛び始め、朝晩は少しだけ秋っぽさを感じるようになった曽爾村です。
少しだけ……。
窯作りでは節目になるような日がいくつかありました。
例えばコンクリートブロックが完成した日とか、アーチが完成した日とか。
今日もその節目の一つでした。
先日屋根に煙突を付けたので、ようやく火を入れられるようになったのです。
まずは火入れ前に、窯の中を掃除。
窯が完成してから初めて入りました。
中に入るの怖いかな、と思っていましたが、意外にそんなことはなく。
出入りも思ったよりスムーズにできました。
これからの窯仕事の無事をお祈りしていざ、着火。
いきなり熱を加えすぎると、窯が壊れてしまうことがあるので、最初はチョロチョロと燃やしていきます。
炎、美しいなあと思いました。
そして、火を入れてこその窯なので、窯に火を入れてあげられてよかったなと思いました。
「窯に命が宿る」というとかっこよすぎかもしれませんが、窯本来の姿というか。
最初、どれだけ燃やすのが良いのかわからず、
もしかしたらこれも燃やしすぎ?と不安になったので、
この後、少し小さな薪を追加して火入れを終えました。
煙突から煙が出ているのを見てほっと一安心。
煙道を作るのが結構大変だったので、あの煙道を煙が通ったかと思うと感慨深かったです。
これから少しずつ燃やす薪の量を増やして窯を乾かしていきます。
窯入れ初日が無事に終わって、ご褒美のビールがいつも以上においしかったです\(^o^)/
コメント