妄想で2024年を振り返る

パンのこと

2024年になりましたね。
(喪中のため、新年の挨拶は控えております。)

昨年末に、ブログで2023年を振り返ったときに思いました。
「2023年を振り返る」
「2024年も妄想で先に振り返って、年末に答え合わせしたら面白いんじゃないか」と。

2024年は私にとってパン屋開業という大切な年。
「先に振り返る=予定をはっきさせる」ことができたら、進んでいきやすいんじゃいかと思ったわけです。

そこで「開業した私」として、今年の年末にタイムスリップ。 妄想の2024年振り返りをしてみました。

(画像はサグラダ・ファミリアの内部。「2023年振り返りブログ」のオレンジ色とは別の場所です。ほぼ同じ時間ですが、場所によってこんなに色が異なるんです。)


1月

  • パン工房の断熱材に使うため、曽爾高原のススキを刈らせてもらった。地元の素材を工房に使うことができてうれしい。許可を取ってくれた役場の方に感謝しかない。
  • 薪窯の焼床部分が完成した。2%の傾斜をつくることができてホッ。
  • パン工房の棟上げも無事終了。工房の全体像が見えてきた。

2月

  • 薪窯のアーチ部分が完成した。
  • 軒下のレンガがどんどん減っていく風景がうれしくもあり、寂しくもあり。
  • 4月にWWOOFでフランスへ行くため、航空券購入。WWOOFの受け入れ先も決定。

3月

  • 2023年10月から作り始めた薪窯が6ヶ月かかってようやく完成。完成した瞬間、達成感とうれしさでボーっと立ちすくんでしまった。
  • 窯に少しずつ火を入れて、内部を乾かしていった。火が強すぎるとレンガが割れてしまうので、火加減には相当気を遣った。
  • 「菓子製造業許可」を無事に取得できた。

4月

  • WWOOFでフランスの薪窯パン屋さんを訪ねた。2週間ずつ2件のパン屋さんへ。本場のパン作りを経験できたことが何よりの収穫。パン作りだけでなく、小麦の栽培や動物のお世話などいろいろな仕事を経験させてもらった。

5月

  • ドリアン研修へ。「うけたもう」の精神で師匠、先輩の動きを学んでいった。

6月

  • ドリアン研修2ヶ月目。師匠、先輩の指導のおかげで奈良に戻って一人でパンを焼く自信がついた。戻ってからも日々勉強あるのみ。

7月

  • 研修での学びを自分の窯で実践。パンの試作。身近な人たちに食べてもらった。
  • 開店に向けて什器など最終確認。

8月

  • 「村のパン もりたに」プレオープン。暑い最中だが無事にプレオープンできた。
  • パンを焼く数を少しずつ増やしていった。

9月

  • 9月6日(金)「村のパン もりたに」オープン。カンパーニュとブリオッシュの2種類。金土日の週3日営業。

10月

  • 曽爾高原のシーズンに合わせて観光客の方がパンを買ってくださることが増えた。
  • 曽爾村の方への配達もスタート。
  • ぶどうパンをラインナップに加えた。

11月

  • 通販開始。

12月

  • 曽爾村の寒さがパン作りにどう影響するか心配だったが、工房の断熱が効いているため問題なくパン作りができた。

以上です。

こういうのは真面目にやるより、「こんな1年になるといいなあ」くらいの感じでやるといい(と思っている)ので、気軽に書いてみました。

気軽に書きましたが、書いたことでこの1年すべきことが見えてきて、良かったなあと。
そして「自分次第でどんな1年にもできる」と思えてワクワクしました。

2024年、目標の実現に向けて、少しずつ進んでいきたいと思います。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

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