体調を崩していたときに、「何か簡単にできることはないかなー」と
鼻をかみながら読んでいたこの本。
で、見つけたのが「こんにゃく湿布」。
こんにゃくを10分程茹でて、
肝臓部分(右胸の下)や丹田(おへその下)に当てるというもの。
風邪や熱に効くという。
こんにゃく2枚を茹で、実際にお腹に置いてみると、
じわ〜と染み渡るような温かさ。
最初はこんにゃくのことを甘く見て(ゴメンナサイ)、
タオル1枚でくるんでいたのが、だんだん熱く感じてきて、タオル2枚に。
こんにゃくの保温力半端ない。
背中にもこんにゃくを当て、計1時間は温かいまま。
こんにゃくが小さくなるまで何度も使えるこんにゃく湿布。
すごい……。
こんにゃくなんて、「おいしいおいしい!」と食べるだけの存在だったのに!
最近読んだ、医師 帯津良一先生の本にも
昔、病院を開設した頃は、こんにゃくを天然の湯たんぽとして使っていた、と書いてあったなあ。
使い捨てカイロも便利。私も使います。
でもどうしてもゴミが出る。
ちなみに私の住む奈良県宇陀市では、使い捨てカイロは「金属ゴミ」の分類です。
便利さと引き換えに増えるゴミ。
「ゴミって少ない方がいいよね!」
って思っても実際は多い多い。
でも、時間と気持ちに少し余裕があれば、
ゴミを減らす選択をできるときもあるのかな、と。
その少しの余裕を作るのが難しいのですけどね〜。
15年位前に働いていた木工会社で、後輩の女の子がオイル式のカイロを使っていて、
「なんでそれ使ってるの?」と聞いたら、
「ゴミが出ないので」と言っていたのを思い出しました。
15年も前のことなのに、その会話をはっきり覚えていて、
かっこいいなあ、と思ったのだと思います。
でも、そのときの私は、「自分も使ってみよう」と思わなかった。
「使い捨てカイロでもいいじゃん」と思っていた。
今は、少〜しだけその子に近づけた気がします。
こんにゃく湿布をして、ゴミのことを考え、
かっこいい後輩の女の子を思い出したという話でした。
以上!
5月もぼちぼちいきます〜。
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