1月5日(金)晴れ
「薪窯作りは体力勝負である」
これは、ここまで窯作りをしてきての感想。
「そりゃそうでしょ」と思われるかもしれないが、
砂運んで、砂利運んで、セメント運んで、ブロック積んで……。
体力ないと窯作りはできまへん。
ここまで、結構「重い」と感じる物を運んできたが
今日のコレは強烈だった。
年末に作ったコレ。
型に流し込んだ耐火セメント2つ。
どちらも窯のパーツで、凍結防止のため屋内で作り乾燥させていた。
耐火セメントだけで、それぞれ25キロ✕3袋使っていて、水の分も入れると
多分90キロ近いと思われる。
強度を出すため、ある程度乾いた後、焚き火で焼き固める必要があり。
つまり、これを外に出さないといけないのだ。
90キロもある物体をどうやって夫と二人で運ぶか。
まずは、そのまま運ぼうと持ってみる。
が、うんともすんとも動かない。
そこで、夫が念のため用意してくれたこの2本のヒモを使ってみることに。
夫は家具を運ぶ用に通販で買っていたそう。
500円なり。
「このヒモでこんな重いもの運べるんかなあ」と疑いながらパーツに引っ掛けてみた。
(ヒモがクロスするように引っ掛けます)
すると……。
さっきまでピクリとも動かなかったパーツがなぜか動く!
動いたとしても重いことには変わりないので、
一度持ち上げて、数歩動き、また持ち上げて、数歩動くの繰り返し。
そして夫と二人えっちらおっちら、こんな感じで運び出しに成功↓
2つ目のパーツ(穴がある方)は横幅があるので、室内で通らない箇所があり、
パーツを縦にして運び、(←難易度マックス)
なんとか2つとも運び出し完了。
無事に屋外に出したパーツを焚き火で焼き固めていきましたとさ。
あのオレンジのヒモがなかったら、このパーツは二人では運べなかったでしょう。
グッジョブ夫。
グッジョブオレンジのヒモ(のちに「はこぶちゃん」と命名)。
以上。
お疲れ様でした。
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