薪窯製作日記【作業95日目】90キロの物体をどうやって運ぶか

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1月5日(金)晴れ

「薪窯作りは体力勝負である」

これは、ここまで窯作りをしてきての感想。
「そりゃそうでしょ」と思われるかもしれないが、
砂運んで、砂利運んで、セメント運んで、ブロック積んで……。
体力ないと窯作りはできまへん。

ここまで、結構「重い」と感じる物を運んできたが
今日のコレは強烈だった。

年末に作ったコレ。

型に流し込んだ耐火セメント2つ。
どちらも窯のパーツで、凍結防止のため屋内で作り乾燥させていた。
耐火セメントだけで、それぞれ25キロ✕3袋使っていて、水の分も入れると
多分90キロ近いと思われる。

強度を出すため、ある程度乾いた後、焚き火で焼き固める必要があり。
つまり、これを外に出さないといけないのだ。

90キロもある物体をどうやって夫と二人で運ぶか。

まずは、そのまま運ぼうと持ってみる。
が、うんともすんとも動かない。

そこで、夫が念のため用意してくれたこの2本のヒモを使ってみることに。
夫は家具を運ぶ用に通販で買っていたそう。
500円なり。

「このヒモでこんな重いもの運べるんかなあ」と疑いながらパーツに引っ掛けてみた。
(ヒモがクロスするように引っ掛けます)

すると……。
さっきまでピクリとも動かなかったパーツがなぜか動く!

動いたとしても重いことには変わりないので、
一度持ち上げて、数歩動き、また持ち上げて、数歩動くの繰り返し。

そして夫と二人えっちらおっちら、こんな感じで運び出しに成功↓

2つ目のパーツ(穴がある方)は横幅があるので、室内で通らない箇所があり、
パーツを縦にして運び、(←難易度マックス)
なんとか2つとも運び出し完了。

無事に屋外に出したパーツを焚き火で焼き固めていきましたとさ。

あのオレンジのヒモがなかったら、このパーツは二人では運べなかったでしょう。

グッジョブ夫。
グッジョブオレンジのヒモ(のちに「はこぶちゃん」と命名)。

以上。

お疲れ様でした。

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