狩猟免許を取った話

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こんばんは。
奈良県の曽爾村で薪窯パン屋開業を目指す「なかしー」こと盛谷亜紀子と申します。
いつも、ブログを気にかけてくださりありがとうございます。

今日の話題は、パンでもリノベでも乳酸菌でもありません。
今日は「狩猟免許」について書きたいと思います。

実はわたくし、先日、「狩猟免許」を取得しました。
狩猟免許と言っても4種類あり、今回はそのうちの「わな猟」の免許を取りました。

狩猟免許に興味のある方は(あまりいないかと思いますが……)、読み進めてくださいませ。

なぜ狩猟免許を取ろうと思ったのか

元々「ハンター」という仕事に尊敬というか、憧れの念を抱いていました。「自分が食べるものを自分で獲って自分でさばく」ってすごいなあ。

そんな中、曽爾村の古民家を購入し、リノベのため毎週末通いながら野菜も育てるようになりました。すると、鹿の被害が想像以上に大きいことを実感したのです。苗を植えて植えても食べられる。野菜の苗の成長を喜んだ次の日に鹿に食べられる……。悲しいものです。
そこで思い始めます。

「そうだ 狩猟免許、とろう」

曽爾村全体でも鹿の被害が大きいと知ったこともあり、「狩猟免許を取ろう」と考えたのです。

試験を受けるまで

まず奈良県主催の「狩猟免許取得促進講習会」という無料の講習会に参加。
そこでいただいた「狩猟読本」というテキストを元に勉強しました。

ラインマーカー引いたり、付箋貼ったり……。久しぶりに受験っぽい勉強しました。

狩猟対象の鳥獣を覚えたり、認められる猟法、禁止されている猟法について覚えたり……。
例えば、「ヒグマ、ツキノワグマはわなを使用してはいけない」等です。

アライグマとタヌキを見分けるポイントは尻尾。
ちなみにタヌキとキツネはイヌ科です。

小学生の頃の将来の夢は獣医だったので、鳥獣について勉強するのは楽しかったな〜。

勉強したと言っても直前の詰め込み方式ですが。。

実際の試験

そうして迎えた狩猟免許試験。
試験なんていつ以来だろう……。ドキドキ……。

まずは午前中に筆記試験がありました。
うん、手応えあり!

13時頃に結果が張り出され、合格者が午後の実技試験に進めます。
この確認方法、高校の合格発表以来では……。
ここで無事に自分の番号を確認し、午後の試験に進みました。

午後の試験では、狩猟対象の鳥獣を判別する試験などがありました。
(試験の方法は、都道府県によって異なるようです)

何年ぶりかの試験を終え、どっと疲れたのは言うまでもありません。

これからについて

試験から数週間後、無事に狩猟免状を手にしました。

冒頭でもお伝えしたように狩猟免許は4種類あります。

  • 網猟免許
  • わな猟免許
  • 第一種銃猟免許
  • 第二種銃猟免許

元々、銃猟免許を取ろうと思っていたのですが、「銃砲所持許可」の試験が銃猟免許の試験よりも難しいと夫が調べてくれ、わな猟→銃砲所持許可→第一種猟銃免許 の順で取得することにしたのです。

今回は、狩猟免許試験自体初めてだったので、比較的取得のしやすいわな猟にチャレンジしました。ちなみに、夫も今回一緒にわな猟の試験を受け合格しました。

来年、銃砲所持許可の試験を受け、その後、第一種猟銃免許の試験を受ける予定です。

「自分で獲った獲物を自分でさばく」という未来はまだまだ先だと思いますが、狩猟することでしか得られない生き物に対する感じ方があると思うので、それを大切に感じてみたいと思っています。


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