先日、パン学校同期のとんちゃんに誘ってもらって
里山整備のワークショップに参加してきました。
講師は、坂田マサコさん。
以前坂田先生のワークショップに参加したとんちゃんが
とても勉強になったとインスタで紹介していて
里山整備の「さ」の字の知識もない私ですが
家の裏山が杉林なこともあり
山の整備について勉強したいと思ったのです。
この日は「枝柄(しがら)」という
木の杭と枝と枯葉で階段のようなものを作る作業がメインでした。
杭と杭の間に、枝を編むようにして敷き
そこにぎゅうぎゅうに枯葉を詰めていくものが枝柄です。
枝柄があることで、水がゆっくり浸透していき保水効果が生まれ、
大雨の時などに、水と土が一気に表層を流れ落ちていくということがないそうです。
……と書いてきましたが
当日は、とめどなく溢れ出る坂田先生のお話に私の頭はパンク状態。
「ここに苔が生えているということはこういうこと」
「杭を打つときは、こうやって場所を探してください」
「木の根本を掘るときは、木が栄養を吸う細かい根を切らないで」
などなど…。
メモを取るのに必死。というか追いつかない!
頭が沸騰しそうになりながらも、
坂田先生から溢れ出る
いきものや自然に対する愛情に終始感動していました。
「かっこいい…」と何度も呟く私。
たった数時間で何かを体得できたわけではないけど
坂田先生のお話を聞けたこと、
里山を守ろうとしている人たちと一緒に作業できたこと
(枝柄づくりはたわいもないおしゃべりしながら♪)
は良い体験でした。
そして「土を掘るときは土の団粒構造をつぶしてはいけない」など
ドリアンパン学校で学んでいる東洋医学と通じるところもあって、
ますます人は自然の一部なんだと実感したのであります。
家の裏山の整備は一部しかできていないので
夫と強力しながら少しずつやっていけたらと思います。
※写真はとんちゃんからお借りしました。
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