2024年を振り返る

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2024年もあと9時間ほどになりました。

今年は、薪窯完成、そして「むらのパン もりたに」開業という
自分にとって大きな出来事のあった年でした。

そんな2024年、備忘録として振り返っておきたいと思います。

1月

  • 5日から窯作り開始。年末年始の間に固めていた耐火セメントのパーツを焼き固める工程から。ヒビ割れしないか不安だったがなんとかできた。
  • 凍った断熱レンガをかまどの熱で乾かす日々。
  • 曽爾高原のススキをパン工房の断熱材に使わせてもらえることになり、村の方、役場の方とススキを刈る。NHKさんの取材を受ける。
  • 奈良市の薪窯パン屋「エアダール」さんで行われた、能登半島地震のチャリティイベントでお手伝い。
  • 窯作りは寒さとの戦いだった。
  • 朝、A3ノート3ページに思いついたことをとにかく書き連ねる「モーニングページ」を始めた。
2024年1月26日

2月

  • 窯作りは燃焼室作りからアーチ土台まで。
  • 和歌山市の薪窯パン屋「ストーンズベーカリー」さんにお借りした切断機のおかげで、アーチ土台のレンガもきれいに三角に切ることができた。
  • 現役パン職人の方が2日も手伝いに来てくださり、感謝!
2024年2月29日

3月

  • 窯作りは、パンを焼く「焼き床」に耐火レンガを並べる工程。砂で2%の傾斜をつけるという、不器用な私にはなかなか難しい工程だった。が、できた。
  • アーチ作りも開始。
  • ドリアンパン学校の同期、とんちゃんが友達を連れて遊びに来てくれた。海原やすよ・ともこのような人たちでエネルギーをもらった!
  • 同じくドリアンパン学校のボス、もぐさん、まいっきーも遊びに来てくれた。
2024年3月30日

4月

  • 結婚記念日
  • アーチ完成
  • 大好きなポッドキャスト番組「OVER THE SUN」のトークイベントが当たり、生ジェーン・スーさん、堀井美香さんを前にして泣く。
  • 窯作りはアーチ上の工程。大量の砂を乗せ、その上に煙道を作る。
  • 窯の正面に積むレンガと煙道の位置を合わせるのに苦労した。
  • ドリアンパン学校の同期ヨッシーが見学に来てくれた。
2024年4月30日

5月

  • 窯の正面のレンガ、コンクリートブロックを積み、終わりが見えてきた。
  • ドリアンパン学校のあきさんが見学に来てくれた。
  • 曽爾村の米作りをお手伝いするサポーター制度に参加し、田植えをやらせていただいた。
  • 東京パン屋さん巡り。ルヴァンさん、パン屋塩見さん、パーラー江古田さん。
  • パン工房の方も柱が立ち、建物っぽくなってきた。
2024年5月23日

6月

  • 6月1日、薪窯完成!喜びが爆発するかと思ったが、案外冷静だった。それより「次にやること」で頭が一杯だった……。
  • 窯作りが終わったので、パン工房作りに入り、屋根の下準備をする。
  • 6月26日より、ドリアンでの研修スタート。
2024年6月19日

7月

  • ドリアンでの研修。「弟子の構え」の意味を学ぶ日々。
  • ドリアンスタッフ、塚原さんのイベントを訪ね、同じくドリアンスタッフのひろっぴーとご主人と一緒に福岡へ。
  • 福岡パン屋さん巡り。パンストックさん、トランテトロワさん、ラ・ブーランジェリー・ド・ハリマヤさん。
  • ドリアン研修から戻ってから、再びパン工房作り。私の担当はユンボ。
2024年7月31日

8月

  • 煙突をつけたので、火入れをした。
  • 薪窯に火を入れながら、パン工房作りを進める。
  • 1月に刈った曽爾高原のススキを断熱材としてようやく使えた。
  • 「むらかみ隆 もののけ 京都」へ。窯作り、パン工房作りの日々からつかの間の離れることができた。
  • 「自伐型林業」の研修スタート。
2024年8月31日

9月

  • パン工房作り。内壁、外壁、天井、塗装など。
  • 自伐型林業の研修。
  • 岐阜からの見学のお客様。2回目。複数来てもらえるのはうれしい。
2024年9月30日

10月

  • 保健所の検査に向け、パン工房の作業を進める。
  • ドリアンパン学校の和田さんが見学に来てくれた。
  • さんざん悩んだ冷蔵庫も、結局ホシザキの台下冷蔵庫で良いものが見つかり、無事納品完了。
  • 10月31日、保健所の検査が無事終わり、菓子製造許可がおりた(涙)。
2024年10月31日

11月

  • 窯でのパンの試作を続ける。
  • 曽爾高原の水をパンに使いたかったが、超軟水のため、カンパーニュのようなパンには不向きで諦めた。
2024年11月27日

12月

  • 12月13日、通販サイトオープン。
  • 12月16日、初めての発送。
  • 12月25日、「そにのわマルシェ」。
  • 12月30日、高山でのパンの配達。
2024年12月29日

以上、一ヶ月ごとに振り返ってみました。

窯作りから始まり、
完成した窯でパンを焼いて終わる、
窯・窯・窯の一年でした。

そして、例年以上にいろいろな方にお世話になった一年でもありました。

自分一人ではここまで来ることはできませんでした。

お世話になった方、応援してくださった方、
皆さんへの感謝の気持ちを胸に、今年を締めくくりたいと思います。

今年1年ありがとうございました。

2025年もどうぞよろしくお願いいたします。


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