こんにちは、奈良・曽爾村で薪窯パンを焼いている「むらのパン もりたに」です。
昨日(4/29)は店舗での販売、そして今日(4/30)は「そにのわマルシェ」への出店と、2日間にわたりパンをお届けする機会をいただきました。
それぞれの場所へ足を運んでくださった皆さま、本当にありがとうございました。
パンが足りなかった方、ごめんなさい
ありがたいことに、どちらの日も多くの方にお越しいただき、一部のお客様にはパンをお渡しできない場面もありました。心よりお詫び申し上げます。
「できるだけ無駄を出さずに、でも、来てくださった方にはできるだけ届くように」。
そんな思いの間で、毎回悩むのが「焼く数」です。
予約状況やこれまでの販売傾向を見ながら量を決めているのですが、実のところ、まだ“攻めた数”には踏み切れていません。
どうしても余らせたくないという気持ちから、少し安全な数に落ち着いてしまっています。
「自分にとっても、お客さまにとってもちょうどいい数は?」
今も模索し続けています。
京都から、YouTubeを見て
今回の販売日には、以前ブログでもご紹介したブーランジェリー・ドリアンの田村さんが出演されたYouTubeをご覧になって、わざわざ遠方から訪れてくださった方々が何組もいらっしゃいました。
なかには、「YouTubeを観て、働き方について考えるきっかけになりました」と話してくださった方もいて、とても胸が熱くなりました。
私自身はただパンを焼いているだけですが、そんな小さな日常にも何かの“ご縁”や“きっかけ”が巡っているのかもしれません。
パンと「ご機嫌エネルギー」
田村さんがYouTubeの中で話されていた「ご機嫌エネルギー」という言葉が、最近とても心に残っています。
私にできるのは、パンを焼くことだけ。
でも、自分がご機嫌でパンを焼けているなら、その空気がパンを通して少しでも誰かに伝わっていったら――。
そんな気持ちで、また明日からも、薪を割り、生地を仕込み、火をくべて、パンを焼こうと思います。
曽爾村は、いまがいちばん心地いい季節です
この季節の曽爾村は、空気も光もやわらかくて、1年でいちばん過ごしやすい時期。
ぜひ機会があれば、お散歩がてらパンをのぞきにいらしてくださいね。
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