曽爾村古民家リノベーションの歩み その4 〜土間編〜

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こんにちは。
奈良県の曽爾村で薪窯パン屋開業を目指す「なかしー」こと盛谷亜紀子と申します。
今日もブログをご覧くださり、ありがとうございます!

前回書いたボーリングの話ですが、会社の休憩時間のときに女性スタッフに聞いたら4人中3人は「1のピンのど真ん中を狙うと思っていた」と言っていました。1人は、たまたま見たテレビで 「1と3の間を狙う」と紹介していて知ったそうです。一緒にいた男性スタッフは1と3の間を狙うそうで「誰に習ったの?」と聞いたら、「やっているうちにわかった」と言っていました。女性脳と男性脳の違いですかねー。

さて、古民家リノベーションの歩み 4回目の今日は「土間編」です。

土間だけで一つのブログになるのか?と自分でも思うんですが、なるんですよー。
なぜならむちゃくちゃ大変だったから。

「もう2度とやりたくない」なんて夫に言ったら怒られそうなんで言いませんが、もうやりたくないですねー。

土間をどうしたのか。

最初はこんな感じ。

2020年2月28日

この床部分がガタガタなんでコンクリートを流して固めました。
コンクリートって、あのミキサー車のグルグル回る部分に入っているイメージなんですけど、あれって自分で作れるんですね。

ここで用語の確認です。

  • コンクリート=セメント+水+砂+砂利
  • モルタル=セメント+水+砂

ポイントは、コンクリートの「砂利」。
セメントと水と砂はまだ混ざりやすいんですが、そこに砂利が入ることでむちゃくちゃ混ぜにくくなる。

もちろん、電動の撹拌機で混ぜるんですが、砂利って結構大きいし、簡単に混ざらない。
セメントと水と砂ならグウィングウィンと回るミキサーも、砂利が入ると、ガガガッと回って止まる、またガガガッと回って止まる。滑らかな状態にするに腕の力が必要でした。

このコンクリートを作る作業が大変だったのです。真夏だったし。
(2020年8月15日のインスタで、「コンクリートとモルタルを作りまくりで、腕と腰がしんどい」投稿していました。)

では、作ったコンクリートとモルタルをどうするのか。

先に木枠を作り、そこに流し込みます。コンクリートが固まったらモルタルを流し込むという流れでした。

2020年8月7日
2020年8月14日

私がコンクリートやモルタルを作り、夫が流し込みます。
このジャリジャリな感じがあの夏を思い出させます。

写真の日付を見るとお盆ですね。コロナ禍だったのでどこにも行かず、ひたすらコンクリートとモルタルを作っていました。

暑かったなー。クーラーがないのでTシャツを水で濡らして絞って着ていました。

乾くとこんな感じ。

2020年8月19日

遊びに来てくれた人が土間を見ると、正方形のタイルを埋めているように思われるのですが、これコンクリート流し込んでるんで! 遊びに来た人はもれなく私から「土間が大変だった話」を聞かされるので、これから来られる方は「ブログで見たんで知ってます」と言ってください。言わないと話します。

2020年9月6日

この後目地を埋め、

2021年4月3日

最後に「もう少し黒っぽい方がいいかな」ということになり、墨汁で色付し、その上に透明塗料を塗りました。

2021年4月10日

そして、土間が完成!

2021年8月7日

大変だったのに土間の完成写真はありませんでした(涙)!
段ボールの下に見えるのが完成した土間です。

その後5に続く……。

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