パンの居心地

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時間がかかっている。
いや、時間をかけてしまっている、の方が正しいかもしれません。

パンを焼く「焼き床」のレンガ並べ。

焼き床は奥に向かって2%高くするので、レンガの下に砂を敷いて調整するのですが、隣り合うレンガの段差が極力ないようにきれいに並べていくのがとても難しいのです。
レンガ重いし!(一枚、約7キロ)

きれいに並べたいのは、ここが、やわらか〜いパン生地が直接乗る場所だから。

もし段差があったらパンは居心地悪いだろうなあ。
段差のない、すべすべのところの方が居心地いいだろうなあ。

そんなことを考えていると、
ちょっとの段差も直したくなり、なかなか進みません……。

でも、ここは、窯の中でも一番大切な場所!だと思っているので(これまでも、そう思った場所はあったけどw)、妥協せず、納得いく仕上がりにしたい。

パンが居心地の良さを感じてくれたらうれしいし、居心地が良い方がきっといいパンになるだろうし、そんなパンを食べてもらいたいです。

このレンガ並べ、大変と言えば大変だけど、「パンがこれから直接乗る場所を自分で作れるって幸せだなあ」と、昨日作業してレンガを撫でながらしみじみ思いました。

以上!

ウグイス鳴いてました🎎