こんにちは。奈良・曽爾村で薪窯パンを焼いている「むらのパン もりたに」です。
今週は、曽爾村で行われている米作り実習に参加していました。
パン屋でありながら、実は私はパンよりお米が好き。
いつか自分でお米を育ててみたいという思いがずっとあり、その第一歩として、今年もこの実習に加わらせていただいています。
昨年も参加して感じたことですが──
米作りは、憧れだけではできない世界です。
田植えまでの下準備や細かな工程、地域の方々との連携、水の管理……。
実際に田んぼに立ち、手を動かしてみて初めて見えてくるものがたくさんあります。
普段、何気なくお米を食べていますが、食卓に並ぶまでに農家さんのご苦労がどれほどあるか。
そういったことを理解できるだけでも、実習に参加させてもらえてよかったと思います。
自分でやってみないとわからないこと、たくさんありますよね。
パン工房を作るためにユンボに乗り始めたとき、道路や町中の工事現場でユンボを華麗に操作している人たちを「すごいなあ」と思って眺めていました。
多分、自分でユンボに乗らなかったら目に留まることはなかったです。
多分、どんなお仕事にも、それぞれの難しさや工夫があって、
やってみないと分からない世界がたくさんあるんですよね。
自分の目と手で触れられるものには限りがあるけれど、
想像すること、そして敬意を持つことは忘れずにいたいなと、
曽爾の田んぼの中心であらためて思ったのでした。
写真は、帽子と田植え機が同じ色だったので、テンション上がってパチリ📷️
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