12月12日(火)雨
先日積み終えた8段目にモルタルを流しました。
この8段目、少しブロックをはみ出させています。
以前、奈良市の薪窯パン屋「エアダール」さんの窯作りを見学させてもらったときのこと。
エアダールさんの窯は「H鋼」と呼ばれる鋼材で挟む作りになっていました。
H鋼があることにより、窯が外に広がるのを抑えることができます。
これを参考にさせていただき、私の窯にもH鋼を取り付けることにしました。
ただ、エアダールさんの窯は「ローマ式」、私の窯は「フランス式」で形が異なります。
エアダールさんのようにアーチ部分の耐火レンガの位置にあるべきH鋼ですが、
私の窯では構造上それが難しかったので
上部のコンクリートブロックを挟む形にしました。
上にあっても、窯の広がりは防ぐことができるのではないかと考えています。
あと、高いところに付けることで
パンを出し入れする「ピール」と呼ばれる道具をかける場所にもできるのでは、と。
はみ出したブロックは、そのH鋼を支える土台になります。
でも、もしかしたら「H鋼なくてもよかった!」となる可能性もあります。
その時はH鋼を外し、飛び出たブロックには、何かかわいいものを置きたいと思います(笑)。
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