薪窯と五右衛門風呂

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家に五右衛門風呂があってですね。
先日初めて入ってみたのです。

そうしたら……
想像していた100倍気持ちよい!!!

その気持ちよさを言葉で説明するのが難しいのですが
お湯がまろやかというか
じんわり身体があたたまっていく感じ。

薪の炎で風呂釜を熱しているので
風呂釜自体あたたかく
もたれて背中をベタっとつけると
大きなカイロを貼っているみたいで
もう最高なのです。

お風呂に長く入ると普通はのぼせてしまいますが、
五右衛門風呂にはずっと入っていられます。

「最後の晩餐」ならぬ「最後のお風呂」があるとしたら
家の五右衛門風呂がいい。

古い家なので
大変なこともあるのですが(寒いとか、寒いとか、寒いとか)
そんなこと、五右衛門風呂が吹き飛ばしてくれます、多分。

この気持ちよさは輻射熱(遠赤外線)のおかげ。

輻射熱といえば、
薪窯でパンを焼くときも輻射熱で焼きます。

五右衛門風呂に浸かりながら思いました。

この気持ちよさ、パンも一緒かな〜。
だったら、絶対パンも気持ちよいだろうな〜。
熱でじわじわ温まる感じ〜。

窯から出す時間になっても、
パンはもっと窯の中にいたいと思ってくれているかもしれません。
(そうだったらうれしい)

気持ちよく焼かれたパンは
きっと食べる人も気持ちよくしてくれると思います。

そんなパン、お届けできるよう準備しています。

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