先日、奈良県天理市の「モンポタジェファーム」さんで開催された「小麦の収穫祭」に参加してきました。
モンポタジェファームさんを知ったのは、「ドリアン パンの学校」の同期のBさんのレポートから。その後、モンポタジェファームさんのインスタで「小麦の収穫祭」が行われると告知があり、誰でも参加OKとのことだったので参加させてもらいました。
この日は、奈良や大阪のパン屋さん、お菓子屋さん、森のようちえんの関係の方などが参加されていました。
簡単に自己紹介をした後、早速収穫開始。
6月上旬から収穫は始まっており、この日は最終日でした。
今回収穫した小麦は「ミナミノカオリ」という品種。
コンバインが使えない端は鎌で刈っていきます。
初めての小麦刈りに感動。小麦畑自体初めて見ました。
参加者全員コンバインを運転させてもらいました。私です↓。
牙のような刈る部分が下がりすぎると草が混じり、上がりすぎると収穫量が少なくなってしまうので、微妙な加減が難しかったです。コンバインだからといって、オートマチックに動かせばいいというものではないということがわかりました。
こちらがモンポタジェファームの松本さん。収穫の合間に松本さんが育てたスイカを食べて休憩。贅沢な時間。
収穫が終わり、コンバインからトラックへ小麦を送ります。
今日の収穫。ここから製粉に入りますが今日はここまで。
収穫終了後。
パン屋さんやお菓子屋さんが持ち寄った「松本さんの小麦粉を使った料理」を囲んで軽くパーティ! どれもむちゃくちゃおいしかった!
小麦やパン、農業のことなど、皆さんが熱く語られるお話の一つひとつがとても勉強になりました。
今回収穫祭に参加させてもらって感動したシーンがありました。
それは最後の食事のとき。テーブルに松本さんの小麦で作られたパンやお菓子が並んで、松本さんが「幸せやな〜」とつぶやかれた瞬間です。
私はとても尊い場面を見た気がして目頭が熱くなりました。小麦を作る人がいて、その小麦を使わせてもらう人がいて、その成果をまた生産者さんに食べてもらうというループ。お互いがお互いをリスペクトしあって、いいものを作ろうとしている。なんだか、それまでの自分が知らなかったすごい世界が目の前で展開されていて、感動しました。
今回収穫祭に参加させてもらったことで松本さんや、参加者の皆さんとのつながりができました。皆さん、とても親切にしてくだってとてもうれしかった。「将来パン屋を目指している」と言うと、皆さん応援してくれました。
将来自分がパン屋を開業したとき、松本さんの大切な小麦を使わせてもらえるよう、今通っているパンの学校のワークをしっかりやっていこうと思います。
自分にとってとてもとても濃い1日。
何年後かに思い出すだろう1日になりました。
松本さん、皆さん、ありがとうございました。
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