村の猟師さんが鹿の罠をかけるのに同行させてもらった。
私は狩猟免許は持っているけど、狩猟者登録をしていないので罠をかけることはできない。
今回は勉強のための同行。
猟師さんにはうちの裏山に罠をかけてもらった。
まず山を歩き、「獣道」を教えてもらう。
これ獣道ですよ。
あれも獣道ですよ。
獣道だらけだった。
見ると草がそこだけ倒れていたり
道ができていたりしている。
「たぶんここで鹿が寝ています」
と教えてもらった場所は
草がまあるく倒れていた。
今までただの「山」としか見ていなかったのに
獣道を教えてもらったら、急に「いきものがいる山」という感じがした。
鹿は、うちの裏山を自由に歩き回っているようだ。
面白いのは獣道にも幹線道路と脇道があること。
歩きやすい場所は太く、少し斜面になると細くはなるがちゃんと道になっていた。
猟師さんに罠をかけるポイントを教えてもらう。
コツは一旦鹿が立ち止まるようなところを狙うこと。
例えば、坂道の途中に太い倒れた木があると、その手前で一旦止まってから木を越えていく。
ならば、木の手前に罠をしかけるとかかりやすい。
そんなふうに鹿の気持ちになって山を歩いてみた。
今回4つの罠をかけたが、そのうち一つは私が場所を決めた。
自分が鹿だったら、ここに脚を置くだろう、というところにした。
そこに罠をかけてもらう。
今、裏山には4つの罠がかけてある。
これから毎朝見回りをする。
鹿がかかっているのを初めてみたとき
私は何を思うのだろう。
不安とワクワクの日々が始まった。
以上!
鹿が罠にかかっていたら猟師さんに連絡することになっています。
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