合気道とパンづくりの共通点

パンのこと

現在、週2日合気道の稽古に通っています。

始めたのは数年前。
稽古が平日夜のため、仕事が忙しくて通えなかった時期もあるのですが
今年3月に仕事を辞めてから、毎週通えるようになりました。

その合気道の「演武会」が先日ありました。

演武会とは、発表会のようなもので
一人ずつ技を披露していきます。
披露する時間は級や段によって異なり、4級の私は1分半、
有段者は時間制限がありません。

演武会では、師匠(6段)の演武が見られるのですが
この日の師匠の動きもすごかったです。
「すごい」という言葉以外の表現ができません。

師匠が演武をされているときは、
体育館全体がピリッと張り詰める感じで
他の人がやっているときと雰囲気が全く違う。

そのすごさに、演武会のたび、感動をいただいています。

そんな合気道ですが、
伝統的なパン作りとの共通点を感じることがあります。

先日も稽古のときに師匠が
「合気道の技は先達が無駄なものを削ぎ落としてきて今の形がある。
私たちが加えるものは何もない」
と仰っていて、
「おー、これはパン作りと同じだー!」と思ったのです。

私が学んでいる伝統的なパン作りも
昔から受け継がれているもので
今更そこに加えられるオリジナリティはない。

材料も、割合も、ずっと続いてきたかたちがあり
続いてきた理由もある。

合気道もパンづくりも
受け継がれてきたものを学び、自分のものにし、形にするだけ。
シンプルです。

シンプルだけどむちゃくちゃ奥深い。
ゴールは多分ない。

そのあたりが、
合気道と伝統的なパン作りに私が惹かれる理由かもしれません。

以上!

稽古の後は毎回ヘトヘトです!

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