こんにちは。
奈良県の曽爾村で薪窯パン屋開業を目指す「なかしー」こと盛谷亜紀子と申します。
今日もブログをご覧くださり、ありがとうございます!
曽爾村古民家リノベーションの歩み 6回目はトイレです。
元々、トイレはかなり細長い構造になっていました。
トイレの扉を開けるとまず手洗い場があり、廊下の奥に扉を挟んで男子用(立つ)トイレ、また扉を挟んで女子用(座る)トイレという作りでした。
昔の家って分かれてましたよねー。
トイレへの扉を開けると、まず手洗い場があります。
男子トイレにつながる扉1
男子トイレの扉1を開けたところ。立つトイレが見えます。
奥の扉2を開けると女子用(座る)トイレがあります。
座るトイレのみにするので、まず境の扉2を取りました。
扉2を外した状態。
その後、床にタイルを貼りました。
壁には杉板を貼りました。
壁に元々あったタイルをはがしてしまうとゴミになってしまうので、タイルの上から杉板を被せています。
男子トイレと手洗い場を仕切っていた扉1も外しました。
タイルの目地埋めは私の担当。キッチン、土間、お風呂と目地埋めの旅を続けていたので、この頃になると、だいぶきれいに仕上げられるようになってきました。
水回り
かなり細長〜いトイレができました。
曽爾村は下水が通っていないので、このトイレも汲取式(簡易水洗)です。
いずれは浄化槽の設置も考えています。
ふと、「日本の下水道普及率ってどれくらいなんやろう?」と気になり、調べてみると、全国の「下水道処理人口普及率」は80.1%で奈良県は81.9%でほぼ全国並でした。
日本下水道協会ホームページ
「下水道処理人口普及率」とは別に「汚水処理人口普及率」というものもあり、これは全国が92.1%で奈良県は89.8%でした。私の家のように汲取式の場合が、未普及の方に入りますね。
農林水産省ホームページ
ちなみに……、世界で見てみると日本の普及率は68位でした!
もっと上位かと思っていました。
普段、いろいろなところで当たり前のように水洗トイレを使っていますが、下水について何も考えたことがありませんでした。
処理の仕方も段階があり(肥溜め→汲み取り→浄化槽→下水)、水洗トイレが当たり前ではないんですね。
自分たちで家をリノベーションすると、普段意識しないようなことも考えるきっかけになります。
その7に続きます。
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