黙々と作業する時間は、考えごとをするのによい時間だなと思います。
最近、屋根の作業をしているときに「悦」を感じていて、その理由は何かと考えていました。
(「悦」は東洋医学でいうところの、人生の楽しみ、心地よさのようなものです。)
屋根作りで悦を感じられる理由は2つ。
自分の手を動かして少しずつ物が出来上がっていくのを見るのが悦
「自分の手を動かして」というのがポイント。
例えば、近所で建設中の建物が少しずつ出来上がっていくのを見るのは楽しいですがそこに悦を感じることはできません。
自分の手を動かしているからこそ感じられる悦。
屋根は作業が進めば進むほど、面積が大きくなるので、見た目の達成感が大きいこともあるかもしれません。
単純に屋根が大きくなれば雨の心配が少なくなるということもあります……。
仕組みを知る悦
「そうなってたのかー!」という驚きは、私にとって悦を感じられる瞬間です。
屋根の構造なんて普段考えることもないですが、自分で作ることによって知ることができます。
「屋根」と一括りで認識していたものが、「こうなってこうなって屋根」と認識に厚みがでるような感じです。
作業に行き詰まったときや、問題発生したときは悦ではありません。
泣きたくなります。
実際泣いたこともあります。
が、それを解決できたときは悦なので、結局悦なのかもしれません。
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