トラの穴から vol.24

「ドリアン パンの学校」のこと

7月18日(木)

師匠田村さんと一緒に工房に立てる日。

朝5時、田村さんとドリアンスタッフのミーティングに私も混ぜていただく。
今週の目標をそれぞれ言う。

私の目標は「できたことに目を向け、土曜日帰るときに、あれができたな、これができたなと思えるようにすること。」

昨日、立ち飲み屋「そらや」に行く際、田村さんとバスが一緒になって、そこで言ってくださったこと。
「なかしーは真面目だから、できてないところに目が行くけど、もっとできたところに目を向けたらいいよ。『昨日より、生地が手に付かなくなった』とかそういうことでいい。だってなかしー、窯も完成させたし、ユンボも運転できるんだし。」とアドバイスいただいた。

だから今日は、何か「できた」と思う度に、「よし!できた!」と自分に声掛けした。

「よし、いつもより、型の角を意識して、きれいにライ麦の型入れができた」
「よし、分割のとき、生地量をオーバーする回数を減らせた」
「よし、成型する人を待たせずに分割できた」
「よし、グラを1回で持ち上げれた」

ミキサーから生地を上げる工程、塚原さんと私のかかる時間の違いは何か。
今日、塚原さんがされるときにじっと見ていたら、
手についた生地を取る取り方とスピードだった。
ので、それをやってみたら、いつもより少し早くなった。
これも今日の「よし!」。

そして、もう一つ「口角を上げること」を意識した。
というのも、数日前に自分の動きを撮影したら、顔が怖かったから。
塚原さんと自分の動きの違いを見るために撮影したけど、まさかあんな怖い顔してやってるとはー!。
気付けてよかった……。

できたこと、口角を上げることを意識して1日過ごしたら
今、ブログを書いている今の気持ちが軽い。
できないことにフォーカスしていたときの「ズドーン」という感じがない。

「起こることは一緒だけど、見方を変えると黒だと思っていたこともすべて白になる」
これは、昨日、「そらや」で田村さんと呑んだ時に教えていただいてメモしたこと。

今日という1日に起こったことは一緒だけど、「できたこと」にフォーカスしたただけで気持ちが軽い。

「できなかったこと」に目を向けたときのちょっと落ち込んだ気持ち→そこからつながる翌日→またその翌日。
「できること」に目を向けたときのちょっと軽い気持ち→そこからつながる翌日→またその翌日。

見方によって今はもちろん、その先も少しずつ角度が変わっていってしまうんだろうな。

できたことだけ見るのも危険だけど、両方バランスよく見ることが大事。

今日のおかあさんごはん(朝)
今日のおかあさんごはん(お昼) ピントがお茶に……

田村さんも一緒のごはんタイム。

田村さんの「いただき…」という声に合わせ、みんなで「いただきます!」をするかと思ったら、
「いただき…マックス!」と両手をXの形に交差させて始まる朝ご飯でした。

ちなみに、お昼は「いただき…マッスル!」で、ボディビルダーみたいなポーズを取ってからのお昼ご飯でした〜!

緊張と弛緩のバランスが取れた工房です\(^o^)/

コメント